■ 操作説明
FS-101M
【操作説明について】
FS-101M本体の「取付方法、輸液の設定、アラームの対応、終了、取外し」についてご説明します。
詳細は、各項目ごとの動画でご確認ください。
【0-1 ダイジェスト】
ダイジェストでは、本体の取付方法から輸液の設定、輸液の開始、輸液の終了、本体の取外しまでを簡単にご説明します。より詳細な説明は、各項目ごとの動画でご確認ください。
【1-1 】本体の取付け
本体を取り付けアームに取り付ける際は、取り付け位置を確認し、必ず下の爪から取り付けて下さい。
【1-2 】チューブの取付け
点滴筒を上部からセットしたら、点滴筒の下部を片手で抑えながら、チューブをドア部分の奥までしっかりと押し込んでください。
「半ガミ」の状態では正確な輸液ができませんから、最後まで押し込んだことを確認してください。
【2-1 】時間モード
予定量を設定すると「時間モード」になります。
動画では、「予定量」100mlで流量250ml/hに設定してします。
側面にある「予定量」のボタンを押すと「予定量」が点滅します。点滅している間に「+/-」の上下のボタンで数値を変更し、数値が決まったらもう一度「予定量」のボタンを押し、点滅が点灯になると決定になります。
終了時間と流量は連動します。「予定量」と同様に設定してください。正確な流量と輸液時間を同時に設定できます。
【2-2 】簡単モード
「予定量」を「0(ゼロ)」にすると「簡単モード」になります。
「簡単モード」は流量の設定だけで輸液を開始することができます。側面にある「予定量」のボタンを押すと「予定量」が点滅します。点滅している間に「+/-」の上下のボタンで数値を「0(ゼロ)」変更してからもう一度「予定量」のボタンを押し、点滅が点灯になると決定になります。
数値の変更は「早送り」する方法もあります。
【2-3 】流量の補正
流量の補正は100%~190%までの範囲で設定できます。通常、補正値は100%に設定されています。
本体下部にある「補正」ボタンを長押しすると、「補正値」が点滅しますから、点滅している間に「+/-」の上下のボタンで数値を変更し、数値が決まったらもう一度「補正」のボタンを押し、点滅が点灯になると決定になります。
【2-4 】メモリー設定
メモリーは最大9件まで登録することができます。
「メモリー」ボタンを押すと表示が「No.1」になり、表示が点滅します。側面にある「予定量」のボタンを押すと「予定量」が点滅します。点滅している間に「+/-」の上下のボタンで数値を変更し、数値が決まったらもう一度「予定量」のボタンを押し、「予定量」を決定します。もう一度メモリーボタンを押し、点滅が点灯になるとメモリー「No.1」の設定は完了です。
さらに「メモリー」ボタンを押すと「No.1」が点滅するので、点滅している間に「+」ボタンを押すと「No.2」の設定を開始することができます。「No.1」同様の操作を繰り返し、設定して下さい。
【3-1 】輸液開始
輸液を開始する際は自動クレンメが閉じていることを確認してください。
手動側のクレンメを解放し、「開始」ボタンを2回押すと輸を開始しますが、1回目のボタンで設定画面を確認してから2回目のボタンを押すようにして下さい。ランプが緑色になると、正常な輸液が開始されたことになります。
【4-1 】継続輸液
こ継続輸液を行う場合は、1液目の終了時に残液を使い切る必要がありますが、終了サインの後にもう一度「開始」ボタンを2回押すことで2液目の輸液を開始することができます。
継続輸液が正常に開始された場合、ランプはピンク色になります。
【4-2 】スマートストップ
輸液バッグが空になり液面が低下してくると、スマートストップ機能により点滴筒に薬液が残った状態で自動で輸液が終了します。
終了アラームが鳴りますから、「停止」ボタンを押してアラームを止めます。
【5-1 】輸液セットの取り外し
終了アラームが鳴り、「停止」ボタンを押してアラームを止めてから手動クレンメを閉じると、チューブドアが開放スイッチになりますから、「カチャッ」と鳴るまで開いてください。
確認音が鳴り「OUT」の表示に変わったらチューブドアを開き、チューブを外します。
FS-03W
【操作説明について】
FS-03W本体の「取付方法、輸液の設定、アラームの対応、終了、取外し」についてご説明します。
詳細は、各項目ごとの動画でご確認ください。
1.輸液準備
/ 輸液の準備と輸液セットの装着
● 輸液セットの装着のコツや留意点の確認。
● 輸液を開始する前の確認項目 / ・音量・電池残量・報知タイミング(流量減少)
1-1.本体の取り付け
(20秒)
1-2.チューブの取付け
(21秒)
2.設定内容の確認~入力
● 輸液準備・開始~終了までの操作手順が動画確認できます。
● 時間モードと簡単モードの選択方法や流量補正の設定方法が動画で確認できます。
2-1.報知タイミングの設定
(26秒)
●流量減少の報知タイミングを選択
・FASTモード : 早いタイミングで報知
・SLOWモード : 遅いタイミングで報知
2-2.モード設定
(34秒)
● 時間モード
輸液予定量を10mL~3000mLまで設定
● 簡単モード
予定量「0」で設定すると輸液バッグが
空液になるまで輸液を継続します。
2-3.流量の補正
(32秒)
●流量の補正は薬剤種によって設定します。
医療機関の規定値を適用して下さい。
●FLOWSIGNは滴数を制御して補正します。
3.輸液の開始
3-1.輸液の開始
(36秒)
輸液中
(安定状態)
輸液中
(流量調整中)
(待機中)
輸液中
(終了間近)
停止中
(警報中)
3-2.流量減少への対応
(42秒)
● 薬液の液面と穿刺位置の高低差によって
輸注量が変化します。
● 流量減少の主たる要因は以下です。
・輸液ライン又は穿刺状態の不良
・急激な体動…等
3-3.安心機能
(23秒)
・スタート忘れの報知
・輸液中の初期値確認
4.継続輸液
4-1.継続輸液
●継続輸液はモードで作業が異なります。
・時間モード
総輸液量を設定し2種以上の薬液を
継続輸液します。
・簡単モード
1液目の輸液バッグの薬液を使い切って
から2液目の輸液バッグを輸液します。
(27秒)
4-2.スマートストップ
● 輸液バッグが空液になると、点滴筒に
薬液を残した状態で輸液を停止します。
輸液終了時に空気が穿刺位置近くまで
下がることがなく、継続輸液の際のプラ
イミング作業がスムーズになります。
(54秒)
5.輸液セットの取外し
5-1.輸液セットの取外し
(30秒)
5-2.本体の取外し
(20秒)
● 取付けアームの装着と取外しのコツや留意点が確認できます。
● 輸液セットの取外しは[開放]ボタンの長押しで電動クレンメを開放しますから、
フリーフロー対策も万全です。
6.定期保守管理
・流量測定検査
・5区分12項目のチェック